名前をつけるということ

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2026年、マレーシアで暮らす私たち夫婦に、子どもが生まれました。
この「育児の記録」では、妊娠から出産、マレーシアでの子育ての中で起きたことや、
そのとき私が感じたことを記録していきます。


エコー画像を見せてもらってからしばらく経ち、
いわゆる安定期という時期に入りました。

妻には比較的つわりがなかったので、
安定期に入ったからといって、何か生活が大きく変わるということもなく、
私たちはいつも通りの生活をしていました。

ただ、出産の時期には仕事を休ませてもらうことになるので、
職場には伝えられる範囲で、できるだけ早く伝えておいた方がいいだろうと思っていました。

なので、安定期に入った比較的早い段階で上司に伝え、
その後、周りの人たちにも伝えました。

皆さんとても温かい反応をしてくださり、ありがたかったです。

とはいえ、物理的に頑張るのは妻なので、
私の生活がそれによって何か大きく変わるということは、当たり前ですがありません。

ただ、職場の人と話す内容には少し変化がありました。

「いろいろ準備しました?」

「名前とか決めました?」

そんな話を振られることが多くなりました。

いろいろな人から聞かれるので、
私としては何度も同じ話題を振られ、
同じような話をすることになります。

正直、何度も同じ話をする煩わしさはあります。

ですが、これはこれで大切なことだな、と思いました。

程よく焦らせてくれるのと、何よりも、
親になるんだという自覚を、無意識に育ててくれるからです。

これは思わぬ発見でした。

「名前とか決めました?」

と聞かれるたびに、

あぁ、考えなきゃなぁ。

と思うと同時に、

あぁ、本当に親になるんだなぁ。

とも思わされました。

さて、、、名前、、、です。

国語辞典いわく、

名前・・・人や物などにつけて他と区別して言い表す呼び方。名称。

だそうです。

皆さんは今まで、どれくらい名前というものをつけたことがありますか?

子どもの頃、ごっこ遊びなどで何かに名前をつけていた気もしますが、
何にどんな名前をつけていたのかは、ほとんど覚えていません。

友達にあだ名をつけることもあるかもしれませんが、
発想力が乏しい私は、そういったことをした覚えもありません。

あとは、やはりペットでしょうか。

私もワンちゃんを1匹飼っていたことがあるので、
名前をつけたことはあります。

ですが、ペットに名前をつけるのと、
人に名前をつけるのとでは、
失礼ながら、感じる重みがとても違います。

世の親御さんは、どうやって子どもの名前を決めているのでしょうね。

私は自分で言うのも変ですが、
自分の名前自体は結構気に入っています。

ただ、小学生の頃のあるある宿題で、
自分の名前の由来を親に聞いたことがありました。

その時に返ってきたのが、

「画数が良かったから」

という答えでした。

なんか少しがっかりしたのを覚えています。

いや、それをもとにすごく考えてくれたのだと思います。

ただ子ども心には、

「こういう意味があるんだよ」

みたいな答えを期待していたのでしょう。

そんなことがあってか、
自分が子どもの名前を考えるとなった時には、
少し慎重になっている自分がいました。

そんなこんなで名前のことを考えていると、

こういう思いを持ってほしい。

こういう考え方をしてほしい。

こういう生き方をしてほしい。

と、少しずつパーツが出てくるようなイメージでした。

そして、それらを考えているうちに、
これは子どもにどう生きてほしいかだけではなく、
自分自身が何を大切にしているのかを考えることでもあるのだな、
ということに気づきました。

じゃあ自分自身は、それを大切にして生きているのか。

子どもの名前を考えているはずなのに、
気がつけば自分の生き方まで考えていました。

名前をつけるって、思っていた以上に奥が深い。

そう考えると、
昔は少しがっかりした「画数が良かったから」という自分の名前の由来も、
今になって少し違って見えるようになりました。

きっとうちの親も、
画数のいい名前をつけることで、
少しでも良い人生を送ってほしいという思いがあったのだと思えました。

さて、私の中では、
名前を考えるうえで大切にしたい、確たる思いが一つありました。

それは、「7」という要素を入れたいということでした。

「七」なので、
〇七(ほにゃなな)かもしれませんし、
七〇(ななほにゃ)かもしれません。

それを妻に伝えて、
その思いをもとに、語呂がよくて呼びやすい名前を考えていくことになりました。

まだ男の子か女の子かわからなかったので、
それぞれの場合でいくつか候補を出していきました。

そして最後は、

「いくつか候補を決めておいて、あとは顔を見て決めよう」

ということになりました。

実際に顔を見たら、
全然ピンとこないかもしれないしね、と。

結果的には、
名前はすんなり最初の候補に決まることになりました。

というのも、
予定していた日より少し早く、
この子は7日に生まれてきました。

7という要素を入れたいと思って名前を考えていたら、
7日に生まれてきた。

もう、これしかないな、と。

モルディブの海を見ながら、名前の相談をしました

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